ペルーでの調査折り返し

ペルーに到着して1週間を過ぎようとしております。事業計画チームと現地調査チームの5名で調査を進めています。首都リマに到着後、リマ市内でJICA、大使館、文化省に表敬し、スタートしました。文化省では副大臣も出席し、本件の関心度の高さを感じました。

翌日に標高3400mのクスコに移動し、本格的に調査を始めました。標高が高く酸素濃度も低いため、高山病になりやすく、非常にタフな調査です。事業化チームは関係機関（リマも含めて10数カ所）を訪問してプレゼン＆協議、現地調査チームはマチュピチュ遺跡の既存データの検証と遺跡調査の現状と課題のヒアリングです。本調査の折り返しを過ぎましたが、現地調査を通じて多くの現状と課題を把握することが出来、今後のアプローチも見えてきました。JICAペルーも本件の次のステージに可能性を感じて、共同での案件形成も動き始めました。非常にタイトなスケジュールに加え、常に移動と協議が繰り返され、さらに高山病との戦いで大変な出張ではありますが、三浦君や長谷   川君が大変活躍して本当に助かっています。マチュピチュ遺跡は私は３回目、三浦君は2回目、長谷川君は初めての訪問です。いくつか写真を送付します。昨日から全員クスコからリマに移り、後半戦がスタートしています。残された期間も非常にタイトなスケジュールですが、次の案件形成のため最善を尽くします。日本時間20日夕方に成田空港到着予定です。

遠藤秀文