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モーリシャスのサンゴ調査を通じて感じたこと。

昨日は午後からサンゴの調査(Flic en Flac)。写真では良い状態のサンゴ。でも、サンゴ礁の中で10%程度しかサンゴが見られない。サンゴは鑑賞のためだけではない、島国の防災機能を維持するために欠かせない存在。モーリシャスでは、急激にサンゴが衰退している。何千キロと離れた孤立した島だから他の島国からサンゴの卵は届かない。他から改善できるという期待ができない島国だから、この国独自の保全手法を見いださなくてはならない。そして、軌道に乗るまで、その活動を日本国の思いと経験・技術で継続的に支援しなくてはならないと考える。ここでの経験が、きっと日本のサンゴ礁保全にも貢献できる日が来ると思う。日本の援助の形は、決して援助国に対して一方向ではなく、その経験を日本に持ち帰り活かしていく、そのような形をつくることが大切だと思う。目先ではなく、もう少し先を見据えた援助のあり方、そこから日本の発展にも寄与する。国際支援を通して、日本独自の外交のあり方を考えるときであるとも思う。

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