- 社長ブログ
4回目のマチュピチュ遺跡
4月17日に羽田を発ち、首都リマ、クスコ市で関係機関である文化省本省とクスコ局との協議、共同実施のJICAペルーとの協議調整、ドローンやレーザーなどの機材調達先の現地代理店との確認・交渉を実施し、昨日よりマチュピチュ遺跡での現地調査を行っています。
2015年10月に大玉村とマチュピチュ村の友好都市締結の新聞記事を読んだ日から本事業の構想をスタートしました。
約10年かかりましたが、ペルー国、JICA、ふたばで調印し、本格調査に漕ぎつけることができました。約2年間にわたりペルーでの調査を実施します。民間企業として世界で初めてマチュピチュ遺跡全域を詳細調査できること、本当に光栄に思います。
震災直後に多くの富岡町民が大玉村で避難者を受け入れていただい感謝の念を常に意識してきたこと、そのためにどのような形で恩返しできればいいかということを自問自答していた時に双方が友好都市締結。地道にブレずに継続することで、道が開けることを感じております。とみおかワインも構想を練り始めたのは2015年の同時期です。ワイナリーのオープンとマチュピチュ調査のスタートが偶然にも同時期になり、とても不思議な感覚です。
頭の中が常に双方の事やふたば、地域、家族など常に渦巻いておりますが、最善を尽くしていきたいと思います。また、日本を離れると、日本や地域の事を客観的に考える時間ともなり、頭をリフレッシュする機会ともなっております。
昨日からマチュピチュ遺跡の現地調査を行い、遺跡の状況やドローンの離発着場所を確認しています。今回は現存するマチュピチュ遺跡の詳細調査だけでなく、その周辺で未発見の遺跡の調査も含まれます。新たな発見ができるように綿密に計画を練っていきたいと思います。
また、ペルー国では本事業がとても注目され、日本の技術が大きく期待されていますので、ベストを尽くしていきたいと思います。








