• 社長ブログ

【マチュピチュ遺跡保全プロジェクト ~11年越しの想いと感謝~】

ペルー・クスコにて、マチュピチュ遺跡保全プロジェクトの成果報告セミナーが無事に終了しました。
オープニングでは、文化大臣、貿易観光大臣とともにステージに立つという大変貴重な機会をいただき、少し緊張しながらのスタートとなりましたが、これまで約1年半にわたり取り組んできた調査・研究の成果を、多くの関係者の皆さまにお伝えすることができました。

このプロジェクトの原点は、2011年の東日本大震災と原発事故にさかのぼります。

震災後、避難を余儀なくされた富岡町民をいち早く、温かく受け入れてくださった福島県大玉村。
「いつか大玉村に恩返しがしたい」
その想いが、マチュピチュ遺跡保全プロジェクトへとつながりました。
大玉村は、マチュピチュ村の初代村長を務めた野内与吉氏の出身地であり、2015年には両村が友好都市協定を締結しています。
今回のセミナーには、野内与吉氏の娘様(長女、次女)にも終日ご参加いただき、私たちの取り組みを熱心に聞いていただきました。ご一緒に記念撮影もでき、私にとって忘れられないひとときとなりました。

構想から11年。

遠く離れた日本の富岡町、大玉村、そしてペルーのマチュピチュ。
震災をきっかけに生まれた感謝の想いが、国境を越え、人と人をつなぎ、世界遺産の保全という大きな取り組みに発展しました。

11年という長い年月がかかりましたが、今回の成果が、大玉村へのささやかな恩返しになれば、これほどうれしいことはありません。

そして何より、ここまで歩んでこられたのは、決して私たちだけの力ではありません。
日本とペルーの多くの関係機関、JICAの皆さま、現地でともに汗を流してくださった方々、そして挑戦を支えてくれた仲間たち。
本当に多くの皆さまのご支援とご協力によって、ここまで大きな成果を得ることができました。
心より感謝申し上げます。

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