Outstanding Performance Award
受け継がれた故郷「富岡」のぬくもりを形に
第36回福島県建築文化賞【優秀賞】を受賞

2017年8月に完成した富岡本社の社屋は、創業の地である富岡町をはじめ、双葉郡、福島県の復興を成し遂げるための拠点として建設されました。震災の1ヶ月後に郡山で事業を再開させた時、社内の備品はリサイクルショップからかき集めたものばかりで、高さの合わないデスク、キャスターが外れた椅子に座り、社員たちは必死に勤めました。新しい社屋を建てる時、心地いい仕事環境を整えることを一番に考えました。それはこれまで頑張ってきた社員たちへのささやかな恩返しでもあり、これから一緒に働く仲間を迎えるために準備したものであります。遠藤社長の先祖が代々受け継がれた富岡町内の森から切り出したスギ材をふんだんに使用し、木の魅力が実感できるシンプルで質の高い空間や会議室は、社員たちだけではなく市民活動の拠点として開放されています。「地域に根ざした企業が復興を支援、推進していることを強く発信する建築」と評価された誇りを胸に、これからも地域の復興、発展に取り組んでまいります。