ツバルそして故郷双葉郡に思うこと。

ツバルに来て思うこと。ツバルは地球温暖化の影響で世界地図から最初に無くなる国と言われている。ここは、標高が平均で2mと低く、世界で人口密度が2番目に多い国。でも、彼らはそんな生活で多くの支障を感じながら、故郷を離れない。ニュージーランドは全国民の受入を万全にしているにもかかわらず。この気持ち全てでなく、反対の意味で私たちの故郷にも通じることでは無いのかなと。彼らは自然条件と地球環境で土地を追われるかもしれない、世界で唯一の土地。私たち双葉郡は震災以降、見えない被災が大きな不安を抱え、帰りたくても帰えることができない、世界で唯一の場所。ここは耐える時、どのように故郷を取り戻すか、世界で最初の取り組みだ。失うか、そこで踏みとどまるか、そこはツバルと双葉郡の類似するところだろう。世界最初の取り組みでチャレンジだから。お互いに、次の世代に誇れることを残さなくてはいけない。せっかくやるのだから、世界を驚かすことをやろう。そう感じる。